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【2002年2月〜11月】掲載された情報です。
2002.10.22 メルボルンコングレスを終えて
メルボルン・コングレスを終えて
―これから始まる3年間の勝負―

日本BPW連合会会長 出村 和子

10月3日からの第24回メルボルン・コングレスは、息詰まる中でオープニング・セレモニーからフェアウエル・パーティまで、さまざまなワークショップやフォーラムを織り込め、ビジネスセッションが続けられました。長いようで短い興奮の連続でした。
特に今回は、バンクーバー・コングレスで課せられた日本からの決議案NO.4が可決されるかどうかの瀬戸際で、カナダがどのような態度を示すかが問題でした。カナダとアルゼンチンの両会長と相談した結果、カナダ案の修正を入れることで、カナダがセカンドに同意し、アルゼンチンが賛成のサポートをし、反対意見なし。拍手のうちに可決され、涙が出るほどの感激でした。
最初、顔をこわばらせてにこりともしなかったカナダの会長は、可決後「ぜひ実践に協力し合おう」との私の言葉にやっと笑顔を見せてくれました。これからが私たちの本番で、この先3年間が勝負です。提案した決議案をどう具現化するかを、カナダや他の国々と共に話し合いながら進めたいと思います。
BPWインタナショナルの山中副会長も平松環境委員長もすばらしい責任を果たされ、本当にご苦労様でした。BPWインタナショナルは新たな執行部のもと一歩を踏み出しました。詳細は後日掲載のコングレス報告をご覧ください。代表、代表代理をはじめ参加されました24名の皆様、本当にそれぞれサポートしてくださり有難うございました。多謝!! 


2002.7.8 メルボルン・コングレスに向けて〜働く女性がつくる“平和な世界”〜
World Cupの熱気もそろそろ冷めるかなあと感じていたら、あっという間の夏の到来です。ここ日本BPW連合会事務局も、少しずつ熱くなっています。

メルボルン・コングレス準備委員会が発足してから半年が過ぎ、苫小牧大会で、全国の会員のみなさまにコングレスへの協力や参加を呼びかけたまま、詳しい情報提供ができないでいましたが、ここに来て、次々に国際連合会事務局からの連絡が入り、あわてています。

さて、今回のコングレスのテーマは「平和な世界 A World of Peace」です。 昨年9月11日以来、平和の問題に世界中が敏感になっているのでしょうか。というより「世界の平和」を考えるのではなく、大国が自国のプライドを保ち、その支配力を強くするための動きに見えるのは、なぜでしょうか。 世界中の100以上の地域で起こっている紛争は東西対立・冷戦の崩壊後の1990年以降、国と国の対立がなくなったことによって、それまで抑制されていたあらゆる問題が噴き出して、それまでも不安定だった開発途上国において発生し、今も続いています。そのうち、テロ集団・ゲリラ組織が強く関与していた紛争は、9.11以来、組織への資金・武器の調達が難しく、幸か不幸か紛争解決へ向きかけている地域もあります。

「自分たちの国は平和だ」と感じられるためには、どんなことが必要なのだろうかと、そして私たちには何ができるのだろうかと、最近つくづく思います。昨年「国境なき医師団」の活動でスリランカ生活をした4ヶ月間、銃を持った兵士たちを日常的に目にする毎日で、確かに「平和な日々」は遠い感じはしました。戦争の恐怖から50年以上が経過した国で、平和に鈍感になってしまい、平和のための働きかけを忘れた人が増えたようにも感じます。ただ、紛争に巻き込まれる危機、そのための死や貧困と隣り合わせの日を送るスリランカの人が、幸せでなかったかというとそうではない。将来の可能性を信じて、勉強に励む幼い子どもたちの輝く目は生き生きとして、日本の子どもたちが失ったものだったように思う。

人が平和と感じる世界とは、そこに住む人々が、富める国でも貧しい国でも、女性でも男性でも、子どもも高齢者も、健常者も障害者も、多数派ではない少数グループの人も、それぞれの人権が認められ、個々の自立の可能性が保証されることだと思います。そのような社会をつくるためには、人々が、人権を侵害し、平和を壊す可能性のある人物や制度などに対して、的確な意見をもち、それを外に発信し、同じ意見をもつ人が連帯できることでしょう。かつては、あるいは紛争の続いている地域では、このようなことが女性に持たされなかったために、戦争や紛争の犠牲者はいつも女性や子どもであったと思います。このような観点をもつことが、平和につながっていくのではないでしょうか。日本でも私たち女性がその社会の状況を正しく評価し、間違った方向へいきそうな場合には的確な手段を持って方向修正ができる力をもつことが重要だと思います。

メルボルン・コングレスでの討議を待つ決議案11のうち、半数以上の6つがこのような戦争・紛争・災害や政治危機、それに由来する貧困のために引き起こる女性への人権侵害への提議です。その視線は、アフガニスタンの女性、ジンバブエの女性、戦争・紛争・災害時に様々な形の暴力の犠牲になる女性、貧困層女性・少女の性的奴隷・人身売買、政治的危機の中の女性の健康問題などに関するBPWの積極的活動が期待されています。

残念ながら、コングレス決議案提出の〆切後に、カナダのある一クラブが前回バンクーバー・コングレスで出された「日本政府の従軍慰安婦への対応」をもう一度問題視したいと申し出たために、出村会長を中心にカナダのメンバーとの接触を始めたところです。日本の女性が、国際的な討議の場でどう発言するかが、試されているのかも知れません。全国のより多くの会員に、コングレスに出席していただき、その試練や期待を感じていただきたいと思います。また、仕事や家庭の事情で参加できない会員の方々も、決議案や規約改正案の各クラブでの賛否の決議に関わって、大いに参加メンバーをバックアップして下さい。

自分たちの暮らす社会を変え、幸せに感じる人を増やし、そして、平和につなげるのは私たち女性、BPW Japanの会員に課せられた任務のようにも思います。(日本BPW連合会副会長 黒ア伸子)

2002.6.24 メルボルン・コングレスプログラム
ホスト:BPWオーストラリア
会場:メルボルン・コンベンション・センター
期日:2002年10月2日から10日
参加費:全登録料 8/31まで A$1,100(A$1,000+10%GST)
8/31以降 A$1,320(A$1,200+10%GST)
同伴者  A$605(A$550+10%GST)
(2002/06/25現在 1A$=71.96円)

プログラム
10月2日(水)登録受付
10月3日(木)ワークショップ・地域ごとの集会
10月4日(金)朝食会(ガイダンス Mentoring)
ワークショップ
評議会
エクスポ開場
エクスポ(EXPO)=途上国が出席費用を捻出するための物販
会長主催夕食会
10月5日(土)総会/国連関係
友の会のイベント
10月6日(日)総会/国際的な事業家の講演
ヤングBPWイベント
10月7日(月)日帰りツアー
BPWオーストラリア大会
ワークショップ
晩餐会
各国民族衣装の紹介や女性のサーカスなどを舞台で紹介
10月8日(火)総会
市民参加イベント
10月9日(水)総会
評議会
さよならパーティ
オージーの雰囲気を演出し、メルボルン動物園でオーストラリア特有の植物・動物や外来の動植物に囲まれて珍しい体験をしながら
10月10日(木)引継(新役員会)
※地元女子高校生が国内外からの会員の援助ボランティアとして参加.総会・ワークショップ・メンターリング朝食会等で世界の発言を傍聴.

1)登録
登録用紙は、BPWIのウェブサイトに掲載。
http://www.bpwintl.com/congress/regist-En.doc
プリントしたものを各クラブにも配布予定(JTBサポート中部の武藤さん,又は東京クラブ大森さんに申込みの場合は、登録手続きの代行をしていただけます。)

2)講演者
開会式でのスピーカーとして、BPW設立者ルナ・マジソン・フィリップスに因んで、フェリシティ・ヒル氏を予定。彼女は婦人国際平和自由連盟のNY責任者を退任したがいまも世界平和のために活動している。また、彼女は、安保理決議1325号、「平和の話し合いに女性を」という安保理決議の履行に向けて、ユニフェムにNGO活動を展開させるよう任命されている。彼女は又、10月5日に予定されている国連パネルディスカッションにも登場の予定。

世界平和というテーマを推進するため、BPWIのフェローであるインディラ・パテル、OBE、がフェリシティ氏と同席し人種問題を話してくれる予定。彼女は英国女性国家委員会の1人でアジア系の女性を代表し昨年ダーバンで開催された国際人権会議で演説している。彼女は南アジア地域に於ける強制結婚や伝統的な慣習についての専門家で各方面から講演依頼を受けている。彼女はまた、滞在中ワークショップへの参加も予定。 ユニフェムは、アフガン女性の再生に向けて大きな役割をしていることから、ここで活躍する女性をと選考中。

3)ワークショップ
メアリイ・キャラウェイがその担当者で内容は、コングレス前のニュースレターに掲載予定。もし、ワークショップの開催を予定するのであれば、我々は、言葉のギャップを検討している。連絡先はbpwi@bpwintl.comへ。

4)物販
メルボルンでも、サイレントオークション(値段を付けて展示して販売する)をするので、出品希望者はGlenys Jones (gljones@pa.adelaide.edu.au.)へ「商品説明・出品者・米ドル評価額」を連絡

5)宿舎等
現時点で予約可能。友の会行事を除いて、殆ど全ての行事が行われるメルボルン・コンベンションセンターから歩いて行かれる距離のところに多くのホテルがあり、それらについてはウェブサイトで情報をどうぞ。直接大会組織委員会のWaldron Smith(info@wsm.com.au .)へ問い合わせ。



2002.2.8 第37回日本BPW連合会苫小牧大会・総会」が盛大に開催されました
●テーマ  「21世紀 女性の力を強めよう〜プロフェッション分野で〜」
●実施日  2002年2月23日(土)〜24日(日)
●ところ  グランドホテルニュー王子(苫小牧)

◎プログラム
2月23日13:00〜13:15  開会式
●13:15〜14:30  基調講演(公開)「これからの働き方〜ワークシェアリングを考える」
講師:浅倉むつ子さん(東京都立大学法学部教授・法学博士)
14:45〜17:00 ワークショップ

◎テーマ
●少子化を考えよう(公開)パネルディスカッション
●国際紛争における女性の人権国際犯罪の犠牲を考える
●資格と能力を生かすには・・・若い世代が活躍するために
●これからの女性の働き方を考える
●開発・環境と女性のかかわりを考える
18:00〜20:30 セレモニー・懇親会
2月24日(日)9:00〜9:45 ワークショップ報告会
10:00〜12:30 第37回日本BPW連合会総会
関係者の皆様、いろいろとありがとうございました。
●お問い合わせ先
日本BPW連合会 bpw-japan@muc.biglobe.ne.jp


最終更新日:2003年5月29日